<金融関連用語集-支払い不可能の状態>
自己破産の申立をするには、「破産原因」が存在することが必要です。破産法に破産原因は定められていますが、個人の破産原因は、支払不能だけです。したがって自己破産に申立をして、申立人が支払不能の状態にあると裁判所が認定したとき、破産宣告がなされることになります。

支払不能とは、「債務者が弁済能力の欠乏のために即時に弁済すべき債務を一般的かつ継続的に弁済することができない客観的状態」をいうとされています。

ここで注意してほしいのは、債務者に財産がなくても債務者の信用や労力によって金銭の調達ができれば弁済能力の欠乏とはいえませんし、反対に財産があっても換価することが困難なために金銭を調達できなければ弁済能力が欠乏しているといいます。

ですから仮に急な出費によって、今月たまたま借金が20万円あるため支払えなくなったというような場合は弁済能力の欠乏とはいえません。


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